測定の申し込みと結果受け取りまでの流れ

  1. 検体の準備

    検体を十分な量、ご用意ください。500mlでも測定できますが、基本的に検体前処理後に1リットルの体積(牛乳パックが1リットルです)が必要です。検体が多ければ多いほど、測定の精度が良くなります。

  2. 測定コースの決定とお支払い

    希望する測定コース・希望する測定下限値をヒアリングいたします。簡易測定(30分測定)で十分か、測定下限値を指定した精密測定の方が適正かなど、ご自身が測定したいレベルやご依頼内容を伺ってアドバイスいたします。

    測定コースが決まったら、測定申込用紙にご記入いただき、申込完了となります。

    測定コースが決まりましたら料金のお支払いをお願いします。

    メール会員への登録(会員カードを発行)で割引特典があります。

  3. 検体の前処理と持込み、測定容器へ充填

    検体の前処理をおこない、汚染されていないビニール等に入れて、当測定室にお持ちください。

    試料はできるだけ切り刻み、細かくしてください。測定容器に隙間なく、規定量を入れることで測定精度が良くなります。

    • 検体は常温の状態で測定します。冷凍・冷蔵・高温などの場合は常温に戻してから測定します
    • 野菜・山菜・キノコなど、柔らかい農産物などは、切り刻みフードプロセッサー等で細かく粉砕してください
    • 米・玄米はそのままでOKです
    • 液体はそのままでOKですが、精度高く測定するためには濃縮して測定し、濃縮比を元に結果を得る場合があります
    • 土壌は落ち葉・枝・石・虫などを取り除いてください
    • 測定する部位等によって放射能濃度が変わります。皮をむく・根を切り取る・骨を取り除く・乾燥させる・茹でる・蒸す、などご自身が測定したい状態で試料をご準備ください

    試料の前処理をしっかり行わないと、測定精度が著しく低下する場合があります。検体の密度が高ければ高いほど、測定の精度が良くなります。試料の前処理は有料で測定室のスタッフに依頼することも出来ます。

    試料の調整方法などご不明な点は、事前にお問い合わせください。

  4. 検体の測定

    申込受付順で順番に測定を行います。測定が空いているときはすぐに測定を行いますが、混んでいるときは測定完了まで時間がかかる場合があります。

  5. 結果の受取と検体の回収

    測定が完了したらご連絡しますので、結果と検体をお受け取りください。

  6. 測定終了後

    ベクレル測定は、容器に詰めた検体から放射される放射線量を検出器で捕らえることで測定をします。検体に放射線を照射したりする訳ではありませんので、測定したからといって、検体が放射能を帯びたり、検体の物質的性質が変わることはありません。

    測定結果をご覧いただき、問題ないと判断いただければ、持ち帰りいただいた食品検体は食べることも可能です。ただし、細かく粉砕されていますし、特に生モノは室内にて保管されて腐敗する場合もありますので、ご自身でご判断ください。

  7. 情報共有について

    当測定室をご利用の方々が、お互いに情報交換をして横のつながりを作っていくための、メーリングリスト(ML)があります。

    当測定室をご利用になった事があり、メール会員に登録いただいた方に、ML登録方法をお知らせしています。

    MLでは放射能に関する疑問質問、最新の測定結果の共有、勉強会のお知らせなどを行っています。

試料前処理の例


栗(蒸し)の鬼皮をむいて可食部のみを詰めた例


じゃがいも(生)をフードプロセッサーで粉砕した例


乾うどんを粉砕した例(もう少し細かくすると良い)


液体の場合はそのままでOK。
精度を上げるには煮詰めて濃縮して測定する場合もあります。


肉はブロック状では容器に隙間無く入らないので、ミンチ状にして容器に詰めた例